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2006/01/30

ライブ・ポア

 渋いコンサートをハシゴする。

 まずは紀尾井ホールで行われた本條秀太郎さんの「端唄」。
 本條さんと親しくさせて頂く前は、伝統邦楽(あまりに茫漠とした言い方ですが...)は全く知らなかった(いまでもあまり詳しくないけど)。
 でも、「端唄」のように粋な世界が見えてくると、そこから伝統邦楽の魅力も見えてくるような気もする。
 これは私見なのだが、西洋古典音楽が「法治」的な要素が強いのに対し、日本古典音楽は「人治」的な側面が強いように感じる。だからこそ、属人的な面が音楽にとってはしがらみになる場合もあることは確かだけど。
 でも、ちょっと視点を変えれば、伝統邦楽は豊かな音楽として、もっともっと世界にアピール出来るのではないかなとも思った。
 本條さんは本條流の家元でありながら、アバンギャルドな試みも次々と企てている。その姿勢が具現化されたステージに感銘を受ける。最後は赤坂の芸者さんの踊りまで登場し、実に「粋」な気分で会場を後にする。

 それから葉山のカフェ「もうひとつの風景」に足を延ばし、高橋悠治さんと斉藤晴彦さんの「冬の歌」(シューベルト)を聞く(東京公演に行き損ねたので...)。
 先程、西洋古典音楽は「法治的」だと書いた。それも真理の一端だと思うが、演奏者や歌手の「heart&soul」があれば、ダイレクトに心に届くことを痛感する。ひょっとしたら、「リズム・メロディー・ハーモニー」を正確に音色化することに拘泥するというように、西洋古典音楽を「法治的」にしてしまったのは、原理主義的な日本のクラシック界(の一部の方、としておきましょう)かもしれないですね。
 やはり、音楽は「heart&soul」が、何より一番大切なのですよ。うんうん。
 
 客席には小説家でありスポーツライターの玉木正之さんの姿もあった。玉木さんには10年位前に、島田雅彦さんと2人で「オペラについてひたすら話す」という仕事をお願いしたのだが、その当日に不慮の事態(時限スト)があり立ち会えなくなったという笑い話だが笑い難い思い出がある。 
 それにしても、葉山の「もうひとつの風景」は、面白い空間。客席との距離感も絶妙だし、楽屋が中二階で様子が丸見えというのもユニーク。個人的には、ステージやホールだけが音楽をプレゼンテーションする場ではないと確信しているので、こういう「場」は大好きだ。

 渡辺香津美さんや、山下洋輔さんも、近々ここでライブをやるらしい。
 実は昨日、風邪気味だったので、電通のIさんに誘われていた山下洋輔さんと立松和平さんのトークセッションをキャンセルした。その代わりという訳ではないけど、ここでやる山下洋輔さんのライブに来てみたいなと思った。
 湘南育ちなので、ここら辺の空気は身体に合ってるし!
 終演後、悠治さんに挨拶し、逗子駅行きのバスに乗った。134号線を走ってたら、何故か、イルカの「海岸通り」のメロディーが頭を過った(トシですね...).

 そんなこんなで、遅ればせながらホリエモンのネタで1つ:
 成仏した会社

「ライブ・ポア」

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2006/01/15

障子にメアリー

 原宿のBLUE JAY WAYで行われた「うめ吉 寿司とライブの新年会」に行く。

 うめ吉さんは、以前、笠置シズ子の「買い物ブギ」の洒脱なカバーと、そのPVにぶったまげて、それ以来チェックしていた芸人さんだ。

 まず驚いたのは、並んだ寿司寿司寿司。
 手前の寿司桶には山のような寿司が並ぶ。旨い。
 その奥では、寿司職人さんが自分の手で握る作りたての寿司が。これは絶品。
 大トロ、ウニ、いくら、ほっき貝、かんぱち、甘エビ...
 食べさせて頂きました。

 ライブには「おてもと社中」と「ことぶきシスターズ」も登場。
 民謡から昭和歌謡まで、古き佳き日本の大衆芸能の香りが立ち込める。
 たまには、こういうのもいいもんですね。

 今年の正月は「動かざること山の如し」だったので、久々に外の空気を満喫した。

 寿司といえば日本の文化ですが、同じく日本の建具・障子が大好きな外人もいるということで、1つ:

 「障子にメアリー」

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