クリスマス・イヴを、サックス奏者の本田雅人さんらと、河豚を食べて過ごした。
旨かった!
本田さんとは、実は一度も仕事したことないのだが、親しくさせて頂いている。本田さんはとても面白い上に、素晴らしい人柄の方。
河豚と酒で本田さんはダウンしてしまったが、残りのメンバーで四ツ谷のイグナチオ教会のクリスマス・ミサに行く。
厳粛だけど、お祝いの雰囲気。
大きなクリスマス・ツリーもいいけど、たまにはホンモノのミサもいい。
若い頃はクリスマスは虚栄の匂いがして(バブル期でもあったし)「キリスト教徒でもないのに、商業主義に踊らせられて」とか思ってた。実際はクリスマスと正月は寂しくて仕方ない人も多いしね(世の中も動かないし)。
でも時を重ねると、そういう浮かれた時間も、年に何回かは予定調和的にあった方がいいかもしれないような気もしてきた。
話は変わるが、ここ数日、マレーシアから帰って以来、コンサートなどに招かれ続けている。有難い。
22日は東京国際フォーラムAでの日韓友好年(国交正常化40周年)の最終イベントに足を運んだ。フォーラムCで坂本龍一さんのピアノコンサートがあったので、そっちに入りそうになったけど...
指揮は下野竜也君。札幌時代に出会い、2年前には尾高忠明さんが主催されたウィーンでの宴会で再会し、どんちゃん騒ぎを(個人的に)した。彼はホンモノ。志を感じる。
まだウィーンのアパートは借りたままなのかな。
アレンジは藤野浩一さん。藤野さんがインビを用意してくださった。
藤野さんとも、仕事は殆ど一緒にしたことないんだけど、器が大きく、その器の中に匠の技が憎い位に散りばめられた音世界は、鳥肌を誘う。あまりに匠過ぎて、解り辛いところが難なのですが...たまに一緒に飲むのはかなり楽しく、嬉しい。
このコンサートはてんこ盛り。ユーミンまで登場した。
スポンサーはサムソン(三星)。違和感なく韓国企業が冠のコンサートが開催される時代になったことは、大きな流れだと思う。
あまり気持ちのいい話ではないけど、あえて書く。
私は尾張藩の家臣の末裔で、祖父は海軍兵学校を出た海軍将校。つまり、日本人。
でも、隣の国の言葉や文字にごく自然に関心を持ち、ハングルの母音が読めただけで、そう遠くない昔、会社のアホな先輩から「お前は半島の人間か?....」という言われなき侮蔑の言葉を浴びたことがある(勿論、アホに何言っても仕方ないので、放っておいたが)。
隣の国といえばロシア語も読めるが「お前はロシア人だろ」と、そのアホは言わなかった。
個人的には、韓国には4回足を運び、韓国・朝鮮人の友人・知人もたくさんいる。ソウルで居候してたこともある。
大体、国籍や人種で差別をするなど、ナンセンス極まりない。人は「個人」。人種や国籍など関係なく、その個人を見てあげるべき。
昔、スイスにいたとき、自宅近くで現地のガキ(私もガキだったが)に唾を吐かれたことがあった(その両親はすぐに謝罪してたが)。そういう1つ1つの不条理で理不尽な行為は心に残って、ねじくれていく。
そんな記憶が隔世の感になりつつあることを喜びつつ、東フィルの音色に浸っていた。
23日は塩谷哲さんの「Saltish Night」に伺う。
いつもながら、中野サンプラザという大会場なのに、アットホームな雰囲気。
塩谷さんは、5年前に、雪深い北海道深川市で、吉田美奈子さんらとの共演をディレクションした。夜、宿に行くと、浴衣姿の美奈子さん(これは貴重でしょ!)を拝見させて頂いたりもした。
繊細なピアノの音色に酔いしれる。
そんなこんなで、芸者には雪が似合うということで、1つ:
映画「SAYURI」(英語だと「Memories of Geisha」って言います)にチョイ役で出てた世界的スーパースター
「舞妓・ジャクソン」
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