2006/11/09

ビリー・ジョンイル

 ゴダイゴのみなさんと仕事をする。
 個人的な意見を最初に言えば、もっともっと、評価が高くて然るべきバンドだと思う。
 70年代後半に「世界」を視野に入れ、実際チャートインを(それも複数の国で)果たした日本のバンドなど他にはない。
 
 仕事はいろいろとトラブル続出だったが(恐らく、二度と体験出来ないかも、というものも含め)、出来上がりは“間違いない”!
 来年初頭にも世に出るので、お楽しみに。

 ミッキー吉野さんとは、少しだけ以前にも書いたが、先月上旬にお会いして話をした。とても繊細な方だという印象を抱いた。
 タケカワユキヒデさんとは、もうかれこれ10年以上、印象に残る仕事をご一緒させて頂いている。実は一昨日、この仕事についての微妙なズレを修正すべく、直接お会いした。どんなに時代が進んでも、直接会って話すことが、コミュニケーションの基本だ。
 スティーブ・フォックスさん、トミー・スナイダーさん、浅野孝巳さんは初対面。それぞれが他にはない雰囲気をお持ちだ。

 仕事する時、仕事相手の半生や才能に対し、常にリスペクトを抱いて対峙する。
 時にはその影響で、出来上がりとの狭間に苦しむときもあるのだけど、やはり「一瞬は永遠より雄弁」。
 その一瞬を噛み締めるのが人生なのだと思う。

 なんてこと考えつつ...
 全く関係ないけど、70年代から活躍する、「北」で大人気のシンガーソングライターで1つ。

「ビリー・ジョンイル」

 
 

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2006/10/24

納豆・キング・コール

 元・渋谷公会堂(えぇっっと、CCレモンホールでしたっけ...)の、PE'Zのコンサートに行く。
 凄いパワー!その上、燃え尽き方が潔い!
 オーディエンスのための名の下に、延々、ダラダラと続くライブが多すぎ。そう思いませんか?潔いことは素晴らしい。アンコールなく演奏を終え、メンバーが去って行ったとき、客席も走り切っていたのを感じる。
 そうそう、それだよ!思いや情熱を短い時間の中に込めるのは素晴らしい!と思いながら、雨の渋谷の街を歩いてた。

 PE’Zのリーダー・大山さんは、私が20年近く前の一時期を過ごした茅ヶ崎出身。あの当時の、寒い空気を引き裂くような初日の出は、いまだに忘れられない。これも縁かな、なんてこと思いながら、和食好きの大ミュージシャンということで、1つ:
 「納豆・キング・コール」

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2006/10/14

まぁ、どんな?

 melody.と仕事する。
 HPなどを見ると「フェロモン&セクシー系」の匂いが漂ってくる。
 勿論、美人だし、華がある(というか、モデルとしてならあり過ぎる)。
 モデルはどこか「私たちにも近づける!」という親近感が必要だけど、その域は超えている。
 野球で言えば、読売の上原なら「なれるかもしれない」と思うかもしれないが、現・西武の松坂なら「それは無理...」と諦めるのと同じような感じ。
 幸いか生憎か、日本のサッカー選手で同様の衝撃を感じた選手は、まだいない。

 さておき。
 melody.は、とてもマジメ。
 朴訥とした雰囲気すら漂う。
 仕事は全て英語。
 ハワイで生まれ育った彼女のmother tongueは英語なのだ。
 日本でずっと仕事している影響なのか、ウイットの効いた「オモロいこと」を英語で言えない自分が悲しい。
 ちなみにmelody.は本名。
 ご両親の願いの深さが込められていますね。

 melody.は「日本と世界との架け橋になりたい」と言っていた。
 高い志。
 それを叶えられるかどうかは、彼女自身だけでなく、周囲が支えるか否かという、日本の人々の度量にかかっているのだとも思った。

 などと考えながら、志の高いギャグ(すいません。早速訂正...)で1つ:
 melody.もファンだという女性歌手はどんな感じ?

「まぁ、どんな?」

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2006/10/11

マギー珍事

 仕事場の廊下で、ピーター・バラカンさんとバッタリ出会う。
 いささか急いでいたので長話は出来なかったが、久々に歓談、というか立ち話した。
 共通の知人である三上敏視さん率いるmicaboxのロンドン公演に、バラカンさんが家族で行った話も出る。
 感想は「とても妙だった」。
 まあ、わかるような気もする...
 とてもにこやかで、機嫌良さそうだった。

 夜、池袋の東京芸術劇場へ。
 来年3月いっぱいで演奏者生活にピリオドを打つ、オーボエ奏者の宮本文昭さんと都響との最後の共演に招かれる。
 宮本さんとはかれこれ10年位、お付き合いさせて頂いている。
 最初に仕事した時、宇宙に興味を持っているという宮本さんに別冊宝島の宇宙の本をプレゼントしたのが始まりだ。
 温泉好きの宮本さんとは、津軽海峡を臨む露天風呂で共に長風呂したり、温泉情報を交換したりもしたこともある。
 昨日は愛娘の笑里ちゃんから「今回のブルックナーはとてもカッコいいです!」とのメールも届いていたので、汗だくになりながら駆けつけた。
 笑里ちゃんもオケにいるというので探したけど、席が遠すぎて見つからなかった。残念!

 それにしても、何と力強いのだろう。
 最初から最後までフル・スロットル。
 リヒャルト・シュトラウスのオーボエ・コンツェルも圧巻だったが、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を指揮する宮本さんには、心底圧倒された。
 終演後、楽屋へ。固く握手を交わした。
 
 滅多にない力感溢れるコンサート帰りということで、1つ:
 滅多に出て来ないマジシャン

「マギー珍事」

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ノーブラ沙知代

 PUFFYの2人に会う。
 今年デビュー10周年の彼女たち(...早いもんですね)は、いまではCartoon Networkのアニメのキャラとして、世界中の子供たちのアイドルだ。ちなみに、世界中でそのキャラによる「着ぐるみショー」も行われているらしい。
 そういえば、以前見た彼女たちのインタビュー(確か日テレの朝のワイドショー)で、アメリカツアーをバス移動で行い、同行する男性陣の手前、ブラを何日も外せずにキツイ思いをし、ある日ホテルに泊まったときにやっと外して開放感を味わった...という話を楽しげに語っていた。そんな話を全国ネットで話すなんて、さすがだ...
 短い時間だったけど、恐らく10年間、殆ど変わることのなかったであろう、キュートでウイットに富んだ不思議な時間を共有する。

 ノーブラということで、1つ:
 ブラをしない熟女

「ノーブラ沙知代」 

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2006/10/05

どこでもポア

 ミッキー吉野さんと打ち合わせする。
 時に話が拡がりつつ、ミッキーさんの心の境地の穏やかさ、しなやかさに感嘆する。
 音楽家というより、思想家と話をしているようだった。
 
 夜、ワーナーミュージックのFさんに再度招かれ、BONNIE PINKさんのライブに行く。
 AXの時より熱気溢れ、スケールアップしていた。
 本当に音楽が好きなんですね、彼女は。
 雲間を突き抜けて青空の光線を一身に浴びているような感慨を得る。

 ところで、もう話題になっていると思うけど、C.C.レモンホール(「元」渋谷公会堂)って、いつになったら違和感がなくなるか、誰か予言する人いませんか?
 ゴツいロッカーや、渋いフォーク歌手や、派手な外タレが、「次はC.C.レモンホールで!ヨロシク!」とか言って、素直に「おぉ、クールだぜ!」て思える日が来るんでしょうか。
 確かにエントランスは綺麗になってましたが、まるで浴場だけリニューアルした温泉旅館みたいでした。

 名前は大切ということで1つ:
 あったら怖いドラえもんの道具。

「どこでもポア」

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2006/10/01

ぽんこつラーメン

 午前中、昨日、本田雅人さんが行った近所の整骨院に行く。
 「あ、昨日、一緒に来た方ですよね」と言われる。覚えてもらっていたらしい。
 6年前にヘルニアを患い、最近、また腰やふくらはぎに鈍痛を覚えることがたまにある。
 本田さんには「バキボキ系ですよ」と言われたのだが、極めて快い施術に、思わず寝てしまう。
 昼飯時、近所に新しく出来た中華料理屋で、先生に会う。
 その中華料理屋は、見掛け倒しだった...

 午後、北中正和さんのお宅に伺う。
 仕事ではなく「ワイン痛飲会」へのお誘いを頂いたので。
 美味しいワインと手作りの料理に舌鼓を打つ。
 そして、例によって30分のお休み...
 目覚めると「安里屋ユンタ」が心地よく生演奏されていた。

 そんなこんなで、美味しくないラーメンということで1つ:

「ぽんこつラーメン」

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2006/09/30

防音・ジョビ

 元スクエアのサックス奏者・本田雅人さんらが我が家にやって来る。
 本田さんは、数日前に腰を傷めてしまったらしく、到着早々、我が家の近くの整骨院へ。

 その間に、他のメンバーと飲み始める。
 秋の午後、3階のバルコニーから遥かに川や丘陵を眺めつつ飲むワインは最高!
 初挑戦の「屋外しゃぶしゃぶ」も絶品!
 「野外BBQ」はたまにやるけど、しゃぶしゃぶもかなり良い。

 夕焼けに郊外の風景が包まれる頃、本田さんが戻ってくる。
 まだ痛々しい感じだが、少し良くなったとのこと。
 2回目の乾杯をして、肉や野菜を次々としゃぶしゃぶ鍋に投入する。
 不覚にも、久々のワインが廻ってしまい30分程意識不明になったが(寝てしまった...昔から酒を飲むと、しばしば寝てしまう...)、とても楽しい時を過ごす。

 それにしても、秋の空気が心地よいこと。
 また是非、「屋外しゃぶしゃぶ」やりましょう!

 そうは言っても、自宅で演奏は出来ないということで、1つ: 
 騒音を出さないロックバンド

「防音・ジョビ」 

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2006/09/27

デーブ・インパクト

 恵比寿のリキッドルームで開かれた、高橋幸宏さんのライブに行く。
 いろいろあって2時間程遅刻したら、ちょうど幸宏さんの登場。
 ハッキリ言って、今年最高のライブの1つ。いや、最高でした!
 YMOは、クラシックしか家の中で流れてなかった子供時代に(親父がオケにいたので...)、その道を大きく外すことのきっかけとなった存在。
 幸宏さんの紡ぐ音楽を聴いていると、ゆったりと心地よい空気と時に包まれた気がした。

 という余韻の中で、1つ:
 すぐにダジャレを言う競走馬

「デーブ・インパクト」

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2006/09/24

やしきたくしん

 山中千尋さん、レナード衛藤さんと、同じスタジオで続けて仕事する。

 山中さんは言わずと知れた“美人”ジャズピアニスト。勿論、腕前は極上。その上、英語ベラベラな上に、とてもユニークで「いいキャラ」をお持ちの方だ。
 アメリカ人のドラムスとベースを従えての「八木節」は圧巻。まだ真っ昼間なのに、バーボン・ウィスキーをロックで飲みたくなる(※勤務中なので、我慢しました)。

 一通りその仕事を終え、転換を終えると、続いては太鼓奏者のレナード衛藤さんの登場。レナードさんはここ3年位、折に触れて連絡を取り合ったりしているのだが、実は仕事するのは初めて。
 大太鼓を生音で聴いたことのある方は解ると思うが、空気の大きな振動を体感する。今度は一転、美味しい日本酒を飲みたくなる(※繰り返しになりますが、勤務中なので...)。

 まるで、昼夜入れ替わり制の極上ライブハウスのような一日。
 それから、偶然、村治佳織ちゃんにも会ったので、そのまま「三部作」も出来たかも。
「そっちの仕事が終わったら、こっちに来てよ!」と声をかける。 

 余談だが、帰り際、偶然、これから仕事に向かう石田純一さんも見かける。全く知人ではないので、反射的に一方的な会釈をして職場を後にした。

 家でニュースを見ると、タイの首相が所在不明になってるということで、1つ:
 失脚したタイのTVパーソナリティー:

「やしきたくしん」

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2006/09/22

切腹ピストルズ

 久々に会う人生の先輩方と、長話する。

 1人目は、電通のIさん。
 伊勢にある猿田彦神社での「おひらきまつり」などを手がける、とても骨のある方だ。そのイベントに10年出演された細野晴臣さんの事務所で、もうかれこれ8年位前に、当時のマネージャーから紹介された。
 丸ビルで会い、いま私が温めている構想を話す。今度、もう少し順序立ててお伝えしますね。
 Iさんの話も聞く。相当に面白い。

 2人目は、札幌時代に苦楽を共にした元上司Sさん。
 直情的というか、抱えすぎるというか、本能的というか、味も癖もある方だが、とにかく心は温かい。
 聞くと、いろいろと「東大出の権威主義」の上司と激突しているとのこと(ちなみに元上司も私も、一応は超難関と言われているが、所詮は私立文系の違う大学卒)。
 言うまでもないが、社会で生きていくとさまざまな理不尽に直面する。勿論、それらの理不尽を招くのは自分自身に起因することもあると思う。でも、一言で言うと「アホの勘違い」のおかげで不条理で酷い目に遇う、それも人生のターニングポイントで遇うことも少なくない。日本に「ドライなフェア」を共有する土壌は、まだないと確信する。
 久々に腹を割って話した。

 帰り際、電車の中で、ふと「オーラの泉」(テレ朝)が頭をかすめる。
 占い師や霊能師の類は、基本的には全く信用していない。
 占い師は「確率・統計」の能力に長けているなら出来そうだし、霊能師に至っては上記の「アホの勘違い」ではないが、見えるフリだけしている眉唾がとても多そうに思える。
 しかしながら、「オーラの泉」の江原啓之さんの言うことは、たぶん、信用できると思う。そういう才能やセンスを持った人が存在することは素直に認める。
 そして、彼らがそういうセンスがない人から、散々、その才能を蔑められてきたのだろうとも推察出来る。
 日本の至高のエンターテイナーである美輪明宏さんの鋭敏なセンスや慧眼、いつも聞き入る進行の国分太一さんの姿勢にも、この手の番組にしては例外的に好感を持っている。

 ちょっと話を逸らすと、私は霊感がかなり乏しいと自覚している。
 でも、不可思議な体験をしたことは何回かある。
○関東近郊で住んでいた頃、小学校から帰ると、聞いたことのない「ただいま」という声が聞こえ、和室に見慣れない小さな農民の子が泥だらけで立っていた。
○ローマのカラカラ浴場跡に行った時、急に眠気に襲われ、柱で眠ると、強い風に引き込まれそうになった。
○木曽・馬籠宿にある宿坊に泊まったとき、曇りガラスに幾つもの人の顔が見えた。
○練馬に一人で住んでいた時、「おいでおいで」された。翌日、近くで葬儀が行われていた...
 まだありますが、たぶん、他の方の体験よりは少ないと思われる。

 で、頭をかすめたのは「全ては必然だ」という江原さんの言葉。
 確かにそうかもしれないけど、でも、何のために「アホ」が人生の道筋の随所に登場するのか(それも、ほとんどは、私と何も交流も関係もないのに...)、生きている間は答えが出そうにない。「アホ」を招き入れるオーラがあるなら、困ったものだ。
 そうは言っても、この車内にいる誰もが同じような思いを持っているんだろうなとか思ったら、急に眠気が襲ってきた。ひょっとしたら、そういう「アホ」の道筋を妨げていたこともあったかもしれない。だとすれば、彼らにとってはこっちが「困り者」だったのかも。 

 と同時に「歩きたかっけど、アホに閉ざされた道」とは違う道を歩いてるいまの人生(途中経過ではあるけど...)で、数年前から一緒に仕事したり出会ったりした方々の中でも、特に印象的な顔が、走馬灯のように頭をよぎる。
 細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん、タケカワユキヒデさん、渡辺香津美さん、村治佳織さん、尾高忠明さん、宮本文昭さん、高中正義さん、中沢新一さん、山下洋輔さん、千住博さん、服部克久さん、本條秀太郎さん、あがた森魚さん、松任谷正隆&由実さん、吉田美奈子さん、矢野顕子さん、大貫妙子さん、塩谷哲さん、本田雅人さん...この他にもあまりに多いので、名前をここに挙げることが出来なかった皆様、本当にすみません!
 全ての方々に共通しているのは「音楽の仕事の本流から、20世紀末に“アホによる人災”で外れた後、数年前までに、音楽などの仕事を一緒にした」方々。ピーター・バラカンさんやデーモン小暮閣下に代表されるような「最近、初めて一緒に仕事した方々」も、それらの方々との知己があったからこそ、出会うことが出来たのだと、ハッキリと思える。
 人生はとことん、デジタルではなくアナログなのである。全部、つながっている。 
 というわけで、歩くことが出来なかった「理想の道」の方が良かったか、無い道を切り拓いていった「いまの道」の方が良かったのか、後々、自分で判断しようかなという気になった頃、自宅の最寄り駅に着いた。
 
 でも、自罰的な優しさは時には困窮を招くということで、1つ。
 すぐに極端な責任を取り方をするバンド:

「切腹ピストルズ」
 

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2006/09/19

苦情

 アーカイブス・ネタ、3連発。

○「渋さ知らズ」と仕事した。
 打ち合わせでは滑らかだった“ダンドリスト”不破大輔さんだが、本番では見事に無口に...
 それにしても、大人数での圧倒的なパフォーマンスは、本当に凄い!「ファッションまで含めて音楽」と思う私だが、白塗りダンサーズに「おっぱい出してもいいですか?」と聞かれるとさすがに「それだけはご勘弁を...」と答えた。考えてみれば、ヌードの肉体も完璧にファッションですね。

○「デーモン小暮閣下」と仕事した。
 う...
 これは長くなるので、またいつかということで。
 頭のいい方、じゃなくて悪魔です。

○「GANGA ZUMBA」のライブに行った。
 熱気が凄かった。
 昨日のブログでもご出演頂いた佐藤剛さん曰く「こういうバンドを作りたかった」とのこと。
 好きな食べ物を机の上に全部並べて、一気に食べたような感覚でした。
 関係ないですが、最近、食べ放題はもはや元を取れませんね。歳かな...

 てなわけで、今日、スタッフでもないのに、車(送迎車)までデーブ・スペクターさんを送ったということで、1つ。
 文句ばかり言われる外車(残念ながら、私の愛車でもある。本当に壊れやすい!それも「床が剥れた」「水が漏れた」「配線が切れた」とか、そういう些細なのばっかり...):
「苦情」
 
 

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2006/09/17

うえ、臭ぁ...

 ここ数日、本当にいろいろあった。
 まあ、そういうときがあるから、人生は楽しいのかもしれんが。
 ということで、今日は、アーカイブス・ネタと昨日ネタ。

 ♪あれは先月の末...
 丸の内のライブハウス「コットンクラブ」に、渡辺香津美さん率いるエイジアン・スーパー・ギター・プロジェクトを見に行く。
 遅れて入ると(いつも遅刻してすみません。何しろ「遅刻子女」なもので...)何故か最前列に座る羽目になり、ひたすら照れ臭い。そういえば、いつもライブやコンサートは後ろの方なので、こんなに前なのは久々。
 内容は、兎にも角にも超然絶技。素晴らしいの一言!
 アンコールでタケカワユキヒデさんが登場。香津美さんのエレキ・シタールで「ガンダーラ」を歌う。美味しい1ハーフ。
 実は、♪あれは5年前...、この2人を、北海道のとんでもない山奥で引き合わせたのは、私だったりする...
 その後には「ご紹介」だけで、村治佳織ちゃんも登場。このトリオと一緒に韓国ツアーに行くのだという。5月に一緒に仕事したときよりスレンダーになり、綺麗になっていた。
 腕の怪我も快癒して、吹っ切れたのでしょう。楽屋に行く道すがらにいろいろと話をしたら、本当に明るくなっていた。「ロンドンから帰ってきたばかりなんです」と言っていたけど、次のアルバムは期待ですね。

 それから、家の方向が一緒の、タケカワさん、娘さんのあいちゃん、マネの宮本氏とタクシーで帰宅。雑談が、楽しかった。

 ♪そして数日前。
 「下北沢に店を開いたので、そのオープニングパーティーにいらしてください」と、ムーブメントの佐藤剛さんからご招待を受ける。
 これも例によって、仕事で大遅刻。その上「下北ダブルブッキング」でCABE BE経由で行くこととなる。
 とっても遅れて到着すると、宴たけなわ。
 梅津和時さんの姿も見えたので、一休みしてから足を運ぼうと考えていた矢先、何故か仕事の電話が鳴り止まない。
 しまいにはどうしても私自身がいないとダメな状況になり、受付の方に「すぐ戻りますから」と言付けて現場に駆けつける。その現場を離れることが出来たのは、朝の4時...
 翌日、佐藤さんに無礼をお詫びするメールを、本番の合間に粛々と打つ、私でした。
 お店は下北らしからぬ(!)とてもファンタスティックな雰囲気。今度は携帯の電源を切って、伺います。

 ♪そして昨日...
 打ち合わせでmelody.と会う。
 一言で言うと「ど根性娘」。ハワイ育ちで、英語が母国語の彼女に「ど根性」の意味を英語で伝えるが、ニュアンスまでは伝わらなかっただろうな。
 以前に見かけたときより、とても綺麗になっていた。
 女性は内面が充実すると、外見まで輝き出すのだなと実感。

 そんなこんなで1つ...
 体臭のキツイ容疑者

「うえ、臭ぁ!」
 

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2006/09/15

燃え系

 無性に温泉に行きたい発作が起き、群馬の猿ヶ京温泉に行く。昔は1ヶ月に1回はそういう発作が起こっていたが、いまは2ヶ月に1回位か...いずれにしても、これは一生治りそうにない。
 今回は、普段あまり行かない方向に行こうと考え、「じゃらん」や「楽天トラベル」をあれこれ調べて(今回は「一休com.」は高いので使用せず)、「安くて良さそうな宿」を見つけた。その名は「三河屋」。確かに値段にしては良い。畳敷きのお風呂も、貸切ジャグジーも悪くない。

 そうそう。
 前のブログでも書いたが、私の「ギャグの盟友(?)」デーブ・スペクター氏から「自分の車が燃えた」とのニュース映像が届いたのも、この時。
 ちょうど宿でゴロゴロしていた時だった。
 こういうところまでギャグにせんでもええのに...

 麓にある沼田市には、従姉妹夫妻が住んでいる。
 帰り際、彼女たちの案内で、ジモティ-が通う野菜の直売所を廻る。
 たくさんある直売所の中から5箇所を訪れ、山のような野菜を車に積んで、東京へと帰ってきた。満足。
 特に良かったのはみなかみ町の「太助の郷」と、昭和村の「旬彩館」。必ず、トランクに野菜を積むスペースを残しておくことを、強くお勧めする。

 てなことで1つ。
 デーブ氏の新しいカテゴリー:

「燃え系」

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2006/09/12

ちょい猿オヤジ

 今年のアーカイブス、第2弾。

 いまをときめくBONNIE PINKと仕事した。
 打ち合わせの際に感じた率直な思い。彼女はとても繊細で、頭のいい女性です。英語もペラペラ(京都出身で、大阪教育大学卒)。
 音楽界でこのような感じの「タレントのある方」が能力を発揮するには、周囲の理解者と、本人の「外堀・内堀を固める」意識が必要なのでしょうね。髪がピンクだった時代の彼女の姿を思い浮かべながら、1時間位の時の中で、そんな感慨に耽ってました。
 「A Perfect Sky」のヒットおめでとう!
 ちなみに12日にShibuya AXでライブがあるので、私は行きますよ!

 ※この「クールギャグ」は本文とは関係ありません。また、私の親友のデーブ・スペクターのコルベットが焼けたことについての取材もお断りしていますが、コメントは出しますよ。

 イケテないオヤジの総称ということで、一つ。

 「ちょい猿オヤジ」

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2006/01/15

障子にメアリー

 原宿のBLUE JAY WAYで行われた「うめ吉 寿司とライブの新年会」に行く。

 うめ吉さんは、以前、笠置シズ子の「買い物ブギ」の洒脱なカバーと、そのPVにぶったまげて、それ以来チェックしていた芸人さんだ。

 まず驚いたのは、並んだ寿司寿司寿司。
 手前の寿司桶には山のような寿司が並ぶ。旨い。
 その奥では、寿司職人さんが自分の手で握る作りたての寿司が。これは絶品。
 大トロ、ウニ、いくら、ほっき貝、かんぱち、甘エビ...
 食べさせて頂きました。

 ライブには「おてもと社中」と「ことぶきシスターズ」も登場。
 民謡から昭和歌謡まで、古き佳き日本の大衆芸能の香りが立ち込める。
 たまには、こういうのもいいもんですね。

 今年の正月は「動かざること山の如し」だったので、久々に外の空気を満喫した。

 寿司といえば日本の文化ですが、同じく日本の建具・障子が大好きな外人もいるということで、1つ:

 「障子にメアリー」

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2005/12/30

ハン・ガック

 本條秀太郎さんの忘年会に行く。
 本條さんは、三味線・本條流の家元。芸術選奨文部科学大臣賞にも輝いた、邦楽・民謡界の重鎮の一人だ。邦楽・民謡系で革新的なお願いをするときは真っ先にご連絡し、毎回、濃い仕事をご一緒させて頂いている。

 本條さんの個人的な忘年会は、本條さんの気の置けない方々が勢揃い。その中の1人に含めて頂き、光栄の至り。
 他の顔ぶれは、いずれ人間国宝になられるような方だったり、舞踊や邦楽の師匠だったり、全員、一国一城の主の方ばかり。ギョーカイの片隅で粛々と生きる私は、かなり異質である。
 とはいえ、呼んで頂けるのは嬉しい限り。今年も、有難うございました。

 家に帰って、録画してた「大長今(チャングム)」の最終回を見る。別に毎回見てる訳ではないのだが、一応、話の種に、結末だけは見とこうかな、と。
 普通にハッピーエンドだった。

 チャングムの養父の名前は「カン・ドック」ということで、1つ:
 チープな韓流スター

 「ハン・ガック」
 

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2005/12/25

舞妓・ジャクソン

 クリスマス・イヴを、サックス奏者の本田雅人さんらと、河豚を食べて過ごした。
 旨かった!
 本田さんとは、実は一度も仕事したことないのだが、親しくさせて頂いている。本田さんはとても面白い上に、素晴らしい人柄の方。 
 河豚と酒で本田さんはダウンしてしまったが、残りのメンバーで四ツ谷のイグナチオ教会のクリスマス・ミサに行く。
 厳粛だけど、お祝いの雰囲気。
 大きなクリスマス・ツリーもいいけど、たまにはホンモノのミサもいい。
 
 若い頃はクリスマスは虚栄の匂いがして(バブル期でもあったし)「キリスト教徒でもないのに、商業主義に踊らせられて」とか思ってた。実際はクリスマスと正月は寂しくて仕方ない人も多いしね(世の中も動かないし)。
 でも時を重ねると、そういう浮かれた時間も、年に何回かは予定調和的にあった方がいいかもしれないような気もしてきた。

 話は変わるが、ここ数日、マレーシアから帰って以来、コンサートなどに招かれ続けている。有難い。
 22日は東京国際フォーラムAでの日韓友好年(国交正常化40周年)の最終イベントに足を運んだ。フォーラムCで坂本龍一さんのピアノコンサートがあったので、そっちに入りそうになったけど...
 指揮は下野竜也君。札幌時代に出会い、2年前には尾高忠明さんが主催されたウィーンでの宴会で再会し、どんちゃん騒ぎを(個人的に)した。彼はホンモノ。志を感じる。
 まだウィーンのアパートは借りたままなのかな。
 アレンジは藤野浩一さん。藤野さんがインビを用意してくださった。
 藤野さんとも、仕事は殆ど一緒にしたことないんだけど、器が大きく、その器の中に匠の技が憎い位に散りばめられた音世界は、鳥肌を誘う。あまりに匠過ぎて、解り辛いところが難なのですが...たまに一緒に飲むのはかなり楽しく、嬉しい。
 このコンサートはてんこ盛り。ユーミンまで登場した。

 スポンサーはサムソン(三星)。違和感なく韓国企業が冠のコンサートが開催される時代になったことは、大きな流れだと思う。
 あまり気持ちのいい話ではないけど、あえて書く。
 私は尾張藩の家臣の末裔で、祖父は海軍兵学校を出た海軍将校。つまり、日本人。
 でも、隣の国の言葉や文字にごく自然に関心を持ち、ハングルの母音が読めただけで、そう遠くない昔、会社のアホな先輩から「お前は半島の人間か?....」という言われなき侮蔑の言葉を浴びたことがある(勿論、アホに何言っても仕方ないので、放っておいたが)。
 隣の国といえばロシア語も読めるが「お前はロシア人だろ」と、そのアホは言わなかった。
 個人的には、韓国には4回足を運び、韓国・朝鮮人の友人・知人もたくさんいる。ソウルで居候してたこともある。
 大体、国籍や人種で差別をするなど、ナンセンス極まりない。人は「個人」。人種や国籍など関係なく、その個人を見てあげるべき。
 昔、スイスにいたとき、自宅近くで現地のガキ(私もガキだったが)に唾を吐かれたことがあった(その両親はすぐに謝罪してたが)。そういう1つ1つの不条理で理不尽な行為は心に残って、ねじくれていく。
 そんな記憶が隔世の感になりつつあることを喜びつつ、東フィルの音色に浸っていた。

 23日は塩谷哲さんの「Saltish Night」に伺う。
 いつもながら、中野サンプラザという大会場なのに、アットホームな雰囲気。
 塩谷さんは、5年前に、雪深い北海道深川市で、吉田美奈子さんらとの共演をディレクションした。夜、宿に行くと、浴衣姿の美奈子さん(これは貴重でしょ!)を拝見させて頂いたりもした。
 繊細なピアノの音色に酔いしれる。

 そんなこんなで、芸者には雪が似合うということで、1つ:
 映画「SAYURI」(英語だと「Memories of Geisha」って言います)にチョイ役で出てた世界的スーパースター

 「舞妓・ジャクソン」
 
 

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2005/12/22

盗難アジア

 マレーシアに行く。
 8年振り4回目なのだが、特にクアラルンプール(KL)の発展ぶりに驚いた。

 経済的な観点では「追ってくる者」の方がパワーが凄い。
 日本が、昼間から働きたくないほど暑い国でなかったことを感謝するしかない。でも、今年の夏など、生きるのも辛かった(by「待つわ」)暑さだったけど。

 某離島で泊まったホテルは最高!
 部屋だけを見たらローマのエクセルシオールを彷彿とさせ、外を見れば南国だった(海は汚すぎるけど)。でもそれは、西洋文明に啓蒙という名の支配を受け続けていた証でもある。
 幸いというか、マレーシアは英語が通じ、私も結構、英語が話せるので苦労しないのだが(一応、帰国子女なので...)、やっぱりアジア人同士は、アジアの言葉で語り合いたい。

 そうは言っても、子供の頃から日本とヨーロッパを往復してたので、自分の中でもアジアは遠かった。
 10代後半から、安くヨーロッパに行くために「南周り」(いま、あるんですかね?)のエア・チケットを買うようになり、トランジットやストップ・オーヴァーで、バンコク、香港、シンガポール...などに立ち寄った。その都度、街に出て、街の空気を素肌で感じていた。
 当時は、香港では洗濯物が取れそうな程、着陸の時はスリリングだったが、あの風景を見て「ああ、香港に着いたんだから、もう家に帰って来たも同然だ」などと安心していた。

 そんなことを思い出すと、本当に時代と共に、アジアは成長している。
 マレー語では「ありがとう」しか言えないけど...
 
 西欧が(地政学的にも、国力的にも)「平衡」の関係なのに対し、東アジアは「垂直」。
 さらに言えば、ヨーロッパが「収縮」なのに、アジアは「拡散」。
 アジアの人々が自由闊達で言うこをと聞かないからこそ、絶対的な権力(それも、理不尽な生い立ちの政権や、勘違いした威張り散らす「オジサン」&「オバサン」)がイニシアチブを握ることが多く、それに不満を唱えながらも「剣を持って」逆らうことが歴史的には少なかった(それは「お上」ってやつです)。

 でもいま、豪壮なショッピングモールで弊店間際まで賑わい、カートゥーン・ネットワークのキャラクター・ショーにムスリムの子供たちまで夢中になるマレーシアの風景を見て、思う。
 アジアの多様性こそが、21世紀を生き抜くためのヒントじゃないのかな、と。

 という感じで、1つ。
 現地で会った中国系マレーシア人の、珠玉の日本語ギャグ。
 泥棒が多い地域:

 「盗難アジア」

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2005/11/30

愛モード

 また、携帯が壊れた。
 まだ機種変更をしてから1年も経ってないのに、実に3回目だ。
 前の2回は元々ソフトの不具合(って、何だ?)だったらしく、設計上のミスだった。
 今回は、突然、電源が入らなくなった。

 代替機を借りたが、電源が入らないので、メモリが移せない。
 おかげで、誰の電話番号もわからないので、あまり電話することもない。
 別に電話をかけなくても、それほどの苦労はない。むしろ、気忙しくなくていい。
 そういえば、昔、携帯が通じないところに行くとホッとした。その昔は、そもそも、携帯なんてものはなかったけど、あまり困らなかった。

 考えてみれば、携帯が進化したおかげで、いろいろなものを持たなくなった。
 スケジュールも携帯に打ち込むし、携帯に時計が表示されるから、腕時計も、もう3年もしていない。
 買い物も出来るし、勿論、ネットも出来る。
 あまり一箇所に情報を集中させすぎると、いつか、大変な目に遭いそうな気がしてきた。

 携帯電話ということで、1つ:ホストクラブの携帯サービス

 「愛モード」

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2005/11/16

無事テレビ

 溜池の東芝EMIで、打合せをする。
 『仕事』というと、ガッチリと固まったものをイメージするのが普通だが、私の場合は「まだ企画段階なんですけど...」というところから、信頼の置ける方に相談するところから始めることが多い。いわゆる「ブレスト」(『平泳ぎ』ではなく、『ブレーン・ストーミング』)である。
 思いがけず長居になってしまったが、雲の合間から挿す光みたいな時間を過ごす。

 帰り際、赤坂のTBSの側を通る。
 学生最後の年(大学5年生の時...ちなみに私は2つの専攻過程を経ていて、2つの学科の同窓会に入っている。価値はないけど)、TBSの入社試験を受けて四次試験まで通ったところでアクシデント(予期不能な完全な人災)が起こり、いまの会社に入った。
 当時、就職活動など殆どしなかったのに、他の企業からも内定を頂き、幾つかの選択肢はあった。
 正直に言うと、会社勤めは向いてないと思ってたし、いまだに向いてないと思う。大学院進学を勧めてくれた教授もいたし、「こうやって生計を建てられたらな」という思い(いま思うと稚拙だけど)もあった。
 ただ、それを打ち破り進むだけの「根性」も、「才覚」も、「自信や経済的な裏付け」も、その当時の自分にはなかった。「人間は制服を信用する」という心理学者の言を借りれば、中退でもいいから大学院という制服を纏えばよかったのかもしれない(まだ、その気になれば着れそうだけど...)。

 それぞれの岐路で、自分なりには悩んで、結論を出してきた。その1つ1つは最善ではなかったかもしれないけど、言い訳は出来ない。
 なんてね。本音を言えば、たくさん言いたいけど。例えば、「根拠のない自信」を振りかざし、うまくいかないと他罰に帰結出来る人を、心底、羨ましいと思う。俺だって、他人のせいにしたいこと、いっぱいあるよ!明らかに自分の責任ではないことも沢山ある。
 もっとズルければ、現世的な眼前の利益(具体的に言えば落ちている10円)は拾えたかもしれないし、他人の足を散々引っ張ることが出来たかもしれない。
 ただ、信頼している先輩が評したように「自分に優しく、他人に『無関心』」なんで...這い上がろうというコンプレックスの塊のような、才覚も能力も見る目も無いけど上昇志向や権威主義だけは強いというような輩とは、永遠に解り合えない。
 「お人良しすぎる」と評した別の先輩もいたなぁ...
 
 そんな愚痴を心で言いつつ、地下鉄で帰る。同じような言葉は、殆どの人の心に響いているに違いないと思いつつ。地下鉄が、コンテンポラリー感覚を得る場ではなく、息苦しく感じるようになったのは、いつからだろうと考えながら。
 階段を降りる前に見たTBS会館の跡地が、まるでグラウンド・ゼロのようだった...

 株の買収を仕掛けられた民放といえばということで、1つ:

 「無事テレビ」
  

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2005/10/20

横浜税ブリッジ

 横浜トリエンナーレで、総合ディレクターの川俣正さんと話をする。
 川俣さんと最初に会ったのは、まだ川俣さんが東京芸大の教授だった、ある冬のこと。美術学部のオープンカフェで凍える夜に熱い話をしたのだけど、翌朝、やっぱり見事に風邪をひいて寝込んでしまった。

 久しぶりにお会いした川俣さんは、筋骨隆々。あんなに忙しそうなのに、いつウェイト・トレーニングをしているんだろう?私はウェイトをあまりしなくなったら、見事に「両国系」になった。1週間に5000m、1年に200キロは軽く泳いでるのだが、生まれ持った体質には全くもって逆らえない。あーあぁ。

 横浜トリエンナーレは「空想力の遊園地」。コンピューターゲームのようなヴァーチャルな空想感覚は得られないけど、日常からの遊離のような精神的フレアー感覚は得られる。
 ああいうところで遊ぶ子供は、自分の足元からヒントを見つけるような成長を遂げるような気もする。何となくだけど。

 ちなみに、川俣さんの故郷は北海道三笠市。川俣さんと話すたびに、4年前の夏に三笠市の桂沢湖で、濃厚な仕事をしたことを思い出す。富良野に行く道すがらにある、恐竜像が聳え立つ人工湖です。
 私は横浜市中区の生まれなので、山下埠頭辺りの空気が、何故か一番体にフィットする。やっぱり生まれた街はいいですね。

 横浜の風景を変えた橋をシニカルに見て、1つ:多額の税金で作った橋

 「横浜税ブリッジ」

 

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2005/10/04

須藤カー

 フランス車の「P」に乗り出して約2年半。また壊れた...
 「P」は細かな故障が多い。そこが如何にもフランスらしいかもしれないが(子供の頃、スイスだがフランス語圏のジュネーブにいたので、気質は解る)、クロスが剥れる、ドアノブが取れるなどは茶飯事。でも、走り心地はいいから、ついつい許してしまう。
 あくまで男の立場から言えば、日本車が「安全確実だけど面白みのない良妻タイプ」、ドイツ車が「堅固だけど燃料を喰う恐妻タイプ」なら、フランス車は「気分屋のうえに細かなコストがかかるけどチャーミングな妻」だ。じゃあ、イタリア車は???などと無粋なことは言わないけどね。

 今回のトラブルは鍵。とある事情で、リモコン機能が効かなくなった。そこで近所のディーラーへ。
 「リモコン替えれば、訳ないよね」
 そう思ったのも束の間、律儀なメカニックの方から「コンピュータートラブルです。時間を下さい」

 「なぁに、日本はコンピューター大国だもん。訳ないよね」
 そう思ったのも束の間、またもや律儀なメカニック氏から「珍しいトラブルで、世界で前例が1件だけあり、同じ症例がインドであったらしく、それをフランスで解析して、打ち返し頂くことに...」

 我が家のプジョー(あ、言っちゃった!)は、いまや世界的な技術問題の争点になっていたのね!嗚呼...年内絶望だな、こりゃ。

 あまり好ましくない車ということで1つ:須藤さん家の車の別名

 「須藤カー」
 

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