2006/10/14

まぁ、どんな?

 melody.と仕事する。
 HPなどを見ると「フェロモン&セクシー系」の匂いが漂ってくる。
 勿論、美人だし、華がある(というか、モデルとしてならあり過ぎる)。
 モデルはどこか「私たちにも近づける!」という親近感が必要だけど、その域は超えている。
 野球で言えば、読売の上原なら「なれるかもしれない」と思うかもしれないが、現・西武の松坂なら「それは無理...」と諦めるのと同じような感じ。
 幸いか生憎か、日本のサッカー選手で同様の衝撃を感じた選手は、まだいない。

 さておき。
 melody.は、とてもマジメ。
 朴訥とした雰囲気すら漂う。
 仕事は全て英語。
 ハワイで生まれ育った彼女のmother tongueは英語なのだ。
 日本でずっと仕事している影響なのか、ウイットの効いた「オモロいこと」を英語で言えない自分が悲しい。
 ちなみにmelody.は本名。
 ご両親の願いの深さが込められていますね。

 melody.は「日本と世界との架け橋になりたい」と言っていた。
 高い志。
 それを叶えられるかどうかは、彼女自身だけでなく、周囲が支えるか否かという、日本の人々の度量にかかっているのだとも思った。

 などと考えながら、志の高いギャグ(すいません。早速訂正...)で1つ:
 melody.もファンだという女性歌手はどんな感じ?

「まぁ、どんな?」

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2006/10/11

マギー珍事

 仕事場の廊下で、ピーター・バラカンさんとバッタリ出会う。
 いささか急いでいたので長話は出来なかったが、久々に歓談、というか立ち話した。
 共通の知人である三上敏視さん率いるmicaboxのロンドン公演に、バラカンさんが家族で行った話も出る。
 感想は「とても妙だった」。
 まあ、わかるような気もする...
 とてもにこやかで、機嫌良さそうだった。

 夜、池袋の東京芸術劇場へ。
 来年3月いっぱいで演奏者生活にピリオドを打つ、オーボエ奏者の宮本文昭さんと都響との最後の共演に招かれる。
 宮本さんとはかれこれ10年位、お付き合いさせて頂いている。
 最初に仕事した時、宇宙に興味を持っているという宮本さんに別冊宝島の宇宙の本をプレゼントしたのが始まりだ。
 温泉好きの宮本さんとは、津軽海峡を臨む露天風呂で共に長風呂したり、温泉情報を交換したりもしたこともある。
 昨日は愛娘の笑里ちゃんから「今回のブルックナーはとてもカッコいいです!」とのメールも届いていたので、汗だくになりながら駆けつけた。
 笑里ちゃんもオケにいるというので探したけど、席が遠すぎて見つからなかった。残念!

 それにしても、何と力強いのだろう。
 最初から最後までフル・スロットル。
 リヒャルト・シュトラウスのオーボエ・コンツェルも圧巻だったが、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を指揮する宮本さんには、心底圧倒された。
 終演後、楽屋へ。固く握手を交わした。
 
 滅多にない力感溢れるコンサート帰りということで、1つ:
 滅多に出て来ないマジシャン

「マギー珍事」

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ノーブラ沙知代

 PUFFYの2人に会う。
 今年デビュー10周年の彼女たち(...早いもんですね)は、いまではCartoon Networkのアニメのキャラとして、世界中の子供たちのアイドルだ。ちなみに、世界中でそのキャラによる「着ぐるみショー」も行われているらしい。
 そういえば、以前見た彼女たちのインタビュー(確か日テレの朝のワイドショー)で、アメリカツアーをバス移動で行い、同行する男性陣の手前、ブラを何日も外せずにキツイ思いをし、ある日ホテルに泊まったときにやっと外して開放感を味わった...という話を楽しげに語っていた。そんな話を全国ネットで話すなんて、さすがだ...
 短い時間だったけど、恐らく10年間、殆ど変わることのなかったであろう、キュートでウイットに富んだ不思議な時間を共有する。

 ノーブラということで、1つ:
 ブラをしない熟女

「ノーブラ沙知代」 

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2006/09/22

切腹ピストルズ

 久々に会う人生の先輩方と、長話する。

 1人目は、電通のIさん。
 伊勢にある猿田彦神社での「おひらきまつり」などを手がける、とても骨のある方だ。そのイベントに10年出演された細野晴臣さんの事務所で、もうかれこれ8年位前に、当時のマネージャーから紹介された。
 丸ビルで会い、いま私が温めている構想を話す。今度、もう少し順序立ててお伝えしますね。
 Iさんの話も聞く。相当に面白い。

 2人目は、札幌時代に苦楽を共にした元上司Sさん。
 直情的というか、抱えすぎるというか、本能的というか、味も癖もある方だが、とにかく心は温かい。
 聞くと、いろいろと「東大出の権威主義」の上司と激突しているとのこと(ちなみに元上司も私も、一応は超難関と言われているが、所詮は私立文系の違う大学卒)。
 言うまでもないが、社会で生きていくとさまざまな理不尽に直面する。勿論、それらの理不尽を招くのは自分自身に起因することもあると思う。でも、一言で言うと「アホの勘違い」のおかげで不条理で酷い目に遇う、それも人生のターニングポイントで遇うことも少なくない。日本に「ドライなフェア」を共有する土壌は、まだないと確信する。
 久々に腹を割って話した。

 帰り際、電車の中で、ふと「オーラの泉」(テレ朝)が頭をかすめる。
 占い師や霊能師の類は、基本的には全く信用していない。
 占い師は「確率・統計」の能力に長けているなら出来そうだし、霊能師に至っては上記の「アホの勘違い」ではないが、見えるフリだけしている眉唾がとても多そうに思える。
 しかしながら、「オーラの泉」の江原啓之さんの言うことは、たぶん、信用できると思う。そういう才能やセンスを持った人が存在することは素直に認める。
 そして、彼らがそういうセンスがない人から、散々、その才能を蔑められてきたのだろうとも推察出来る。
 日本の至高のエンターテイナーである美輪明宏さんの鋭敏なセンスや慧眼、いつも聞き入る進行の国分太一さんの姿勢にも、この手の番組にしては例外的に好感を持っている。

 ちょっと話を逸らすと、私は霊感がかなり乏しいと自覚している。
 でも、不可思議な体験をしたことは何回かある。
○関東近郊で住んでいた頃、小学校から帰ると、聞いたことのない「ただいま」という声が聞こえ、和室に見慣れない小さな農民の子が泥だらけで立っていた。
○ローマのカラカラ浴場跡に行った時、急に眠気に襲われ、柱で眠ると、強い風に引き込まれそうになった。
○木曽・馬籠宿にある宿坊に泊まったとき、曇りガラスに幾つもの人の顔が見えた。
○練馬に一人で住んでいた時、「おいでおいで」された。翌日、近くで葬儀が行われていた...
 まだありますが、たぶん、他の方の体験よりは少ないと思われる。

 で、頭をかすめたのは「全ては必然だ」という江原さんの言葉。
 確かにそうかもしれないけど、でも、何のために「アホ」が人生の道筋の随所に登場するのか(それも、ほとんどは、私と何も交流も関係もないのに...)、生きている間は答えが出そうにない。「アホ」を招き入れるオーラがあるなら、困ったものだ。
 そうは言っても、この車内にいる誰もが同じような思いを持っているんだろうなとか思ったら、急に眠気が襲ってきた。ひょっとしたら、そういう「アホ」の道筋を妨げていたこともあったかもしれない。だとすれば、彼らにとってはこっちが「困り者」だったのかも。 

 と同時に「歩きたかっけど、アホに閉ざされた道」とは違う道を歩いてるいまの人生(途中経過ではあるけど...)で、数年前から一緒に仕事したり出会ったりした方々の中でも、特に印象的な顔が、走馬灯のように頭をよぎる。
 細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん、タケカワユキヒデさん、渡辺香津美さん、村治佳織さん、尾高忠明さん、宮本文昭さん、高中正義さん、中沢新一さん、山下洋輔さん、千住博さん、服部克久さん、本條秀太郎さん、あがた森魚さん、松任谷正隆&由実さん、吉田美奈子さん、矢野顕子さん、大貫妙子さん、塩谷哲さん、本田雅人さん...この他にもあまりに多いので、名前をここに挙げることが出来なかった皆様、本当にすみません!
 全ての方々に共通しているのは「音楽の仕事の本流から、20世紀末に“アホによる人災”で外れた後、数年前までに、音楽などの仕事を一緒にした」方々。ピーター・バラカンさんやデーモン小暮閣下に代表されるような「最近、初めて一緒に仕事した方々」も、それらの方々との知己があったからこそ、出会うことが出来たのだと、ハッキリと思える。
 人生はとことん、デジタルではなくアナログなのである。全部、つながっている。 
 というわけで、歩くことが出来なかった「理想の道」の方が良かったか、無い道を切り拓いていった「いまの道」の方が良かったのか、後々、自分で判断しようかなという気になった頃、自宅の最寄り駅に着いた。
 
 でも、自罰的な優しさは時には困窮を招くということで、1つ。
 すぐに極端な責任を取り方をするバンド:

「切腹ピストルズ」
 

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2006/09/17

うえ、臭ぁ...

 ここ数日、本当にいろいろあった。
 まあ、そういうときがあるから、人生は楽しいのかもしれんが。
 ということで、今日は、アーカイブス・ネタと昨日ネタ。

 ♪あれは先月の末...
 丸の内のライブハウス「コットンクラブ」に、渡辺香津美さん率いるエイジアン・スーパー・ギター・プロジェクトを見に行く。
 遅れて入ると(いつも遅刻してすみません。何しろ「遅刻子女」なもので...)何故か最前列に座る羽目になり、ひたすら照れ臭い。そういえば、いつもライブやコンサートは後ろの方なので、こんなに前なのは久々。
 内容は、兎にも角にも超然絶技。素晴らしいの一言!
 アンコールでタケカワユキヒデさんが登場。香津美さんのエレキ・シタールで「ガンダーラ」を歌う。美味しい1ハーフ。
 実は、♪あれは5年前...、この2人を、北海道のとんでもない山奥で引き合わせたのは、私だったりする...
 その後には「ご紹介」だけで、村治佳織ちゃんも登場。このトリオと一緒に韓国ツアーに行くのだという。5月に一緒に仕事したときよりスレンダーになり、綺麗になっていた。
 腕の怪我も快癒して、吹っ切れたのでしょう。楽屋に行く道すがらにいろいろと話をしたら、本当に明るくなっていた。「ロンドンから帰ってきたばかりなんです」と言っていたけど、次のアルバムは期待ですね。

 それから、家の方向が一緒の、タケカワさん、娘さんのあいちゃん、マネの宮本氏とタクシーで帰宅。雑談が、楽しかった。

 ♪そして数日前。
 「下北沢に店を開いたので、そのオープニングパーティーにいらしてください」と、ムーブメントの佐藤剛さんからご招待を受ける。
 これも例によって、仕事で大遅刻。その上「下北ダブルブッキング」でCABE BE経由で行くこととなる。
 とっても遅れて到着すると、宴たけなわ。
 梅津和時さんの姿も見えたので、一休みしてから足を運ぼうと考えていた矢先、何故か仕事の電話が鳴り止まない。
 しまいにはどうしても私自身がいないとダメな状況になり、受付の方に「すぐ戻りますから」と言付けて現場に駆けつける。その現場を離れることが出来たのは、朝の4時...
 翌日、佐藤さんに無礼をお詫びするメールを、本番の合間に粛々と打つ、私でした。
 お店は下北らしからぬ(!)とてもファンタスティックな雰囲気。今度は携帯の電源を切って、伺います。

 ♪そして昨日...
 打ち合わせでmelody.と会う。
 一言で言うと「ど根性娘」。ハワイ育ちで、英語が母国語の彼女に「ど根性」の意味を英語で伝えるが、ニュアンスまでは伝わらなかっただろうな。
 以前に見かけたときより、とても綺麗になっていた。
 女性は内面が充実すると、外見まで輝き出すのだなと実感。

 そんなこんなで1つ...
 体臭のキツイ容疑者

「うえ、臭ぁ!」
 

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2006/09/15

燃え系

 無性に温泉に行きたい発作が起き、群馬の猿ヶ京温泉に行く。昔は1ヶ月に1回はそういう発作が起こっていたが、いまは2ヶ月に1回位か...いずれにしても、これは一生治りそうにない。
 今回は、普段あまり行かない方向に行こうと考え、「じゃらん」や「楽天トラベル」をあれこれ調べて(今回は「一休com.」は高いので使用せず)、「安くて良さそうな宿」を見つけた。その名は「三河屋」。確かに値段にしては良い。畳敷きのお風呂も、貸切ジャグジーも悪くない。

 そうそう。
 前のブログでも書いたが、私の「ギャグの盟友(?)」デーブ・スペクター氏から「自分の車が燃えた」とのニュース映像が届いたのも、この時。
 ちょうど宿でゴロゴロしていた時だった。
 こういうところまでギャグにせんでもええのに...

 麓にある沼田市には、従姉妹夫妻が住んでいる。
 帰り際、彼女たちの案内で、ジモティ-が通う野菜の直売所を廻る。
 たくさんある直売所の中から5箇所を訪れ、山のような野菜を車に積んで、東京へと帰ってきた。満足。
 特に良かったのはみなかみ町の「太助の郷」と、昭和村の「旬彩館」。必ず、トランクに野菜を積むスペースを残しておくことを、強くお勧めする。

 てなことで1つ。
 デーブ氏の新しいカテゴリー:

「燃え系」

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2005/12/30

ハン・ガック

 本條秀太郎さんの忘年会に行く。
 本條さんは、三味線・本條流の家元。芸術選奨文部科学大臣賞にも輝いた、邦楽・民謡界の重鎮の一人だ。邦楽・民謡系で革新的なお願いをするときは真っ先にご連絡し、毎回、濃い仕事をご一緒させて頂いている。

 本條さんの個人的な忘年会は、本條さんの気の置けない方々が勢揃い。その中の1人に含めて頂き、光栄の至り。
 他の顔ぶれは、いずれ人間国宝になられるような方だったり、舞踊や邦楽の師匠だったり、全員、一国一城の主の方ばかり。ギョーカイの片隅で粛々と生きる私は、かなり異質である。
 とはいえ、呼んで頂けるのは嬉しい限り。今年も、有難うございました。

 家に帰って、録画してた「大長今(チャングム)」の最終回を見る。別に毎回見てる訳ではないのだが、一応、話の種に、結末だけは見とこうかな、と。
 普通にハッピーエンドだった。

 チャングムの養父の名前は「カン・ドック」ということで、1つ:
 チープな韓流スター

 「ハン・ガック」
 

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2005/12/29

だいぶ・すべったー

 デーブ・スペクターさんからメールが届く。
 「明日、『とくダネ』(CX)で今年一年を象徴する漢字を考えなければならないんだけど、何かないかな?」
 すぐに、こんな漢字を打ち返した。

 「滑」

 今年は、景気やIT産業も「上滑り」。
 浅田真央ちゃんは上手に「滑った」のに、トリノは「滑っちゃった」。
 総選挙は「地滑り」、某与党の幹事長の「口も滑る」。
 読売巨人軍の人気も、姉葉元一級建築士の鬘も「滑り落ち」そう。
 何より、真っ先に「ギャグがいつも滑ってる」と言われると思うけど。
 でも、そんなに悪い漢字じゃないような気もする。

 で、「とくダネ」を見てたら、予想通りのリアクションを小倉智昭さんがしてたので、思わずソファから「滑り転げ」そうになった。

 デーブさんが日本に来た時の芸名を、1つ:

 「だいぶ・すべったー」

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2005/10/31

ミステル

 仕事柄、山のようなVC(ビデオ・クリップ)を、連日見ている。
 元々、ティーンエイジャーの頃は、TVKの「Sony Music TV」なんかが好きだったので、苦にはならない。むしろ、新しい才能と出会うことは本当に楽しい。
 MTVが出てきた頃、音楽が映像を伴うことには賛否両論だった。いまでも、センス悪い映像が付いていたりすると曲が台無しだし、歌詞なんか付けられた日には「余計なお世話」で、とっちらかっちゃって何が何だか解らなくなる。
 しかし、クリエーターが自己表現する新しいメディアであることは間違いなく、センスや才能を感じる多くの「作品」が次々と生まれていることは喜ばしいことだ。

 そんな中でも特にお薦めなのは、DVD「Director's Label」シリーズ。
 ジョナサン・グレイザー、マーク・ロマネック、スパイク・ジョーンズら、現代の映像クリエーターが手がけたVCの数々が収められている作品集なのだが、感涙モノである。
 特に心を打たれたのはU2のジャケ写でも知られているアントン・コービー。彼の映像を見ていると、人間の作り出した“作品”は、大自然の作り出した風景や風の香りなどと何ら変わりのない、五感全体を包み込む“美”であることが判る。

 日本のVCもレヴェルが高いものが多い。
 「MTV」「Music on TV」「Space Shower TV」などを、ザッピングしながら斜めに見ているだけでも面白い。特に、未知のアーティストが数多く登場する夜中がお薦めだ。

 ただ、すっかりCDやラジオを聴くことがなくなり、家のコンポは電源すら入っていない。
 ましてや、元々、私は「旅に出たら、その土地の音を聴く」人で、音楽を持ち運ぶようなことはしない。だから、電車の中で音楽を聴くようなマメなこともしない。
 もっとも、アタマの中で音楽は鳴り響いているので、改めて聴く必要もないんだけど(アウトプット出来ず、他の人に聞かせられないのが残念だけど)。

 音楽が「聴くだけのもの」から、「五感で感じるもの」へと変化したのかもしれない。変化というか、元来、音楽は録音など出来ず「自ら足を運び、ライブで見て、聴き、体感する」ことしか出来なかったので、元に戻っただけなのかもしれないが。

 音楽ネタということで、1つ:ファンに見捨てられたバンド

 「ミステル」

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2005/09/26

シビア区

 ハーピストの竹松舞さんと仕事をする。
 全編英語の仕事を彼女は難なくこなす。

 仕事が終わった頃、ちょうど朝青龍に琴欧州が負けるシーンが目に入る。
 ブルガリア出身なのに、琴欧州では地理的に広すぎ。せめて「琴乳業」とかにすれば、地域性がわかるのに。
 個人的には、大相撲の国際化が進むことにより、日本文化の一端が世界に発信されることは大賛成。日本を知ってもらえば、ビジネスだけでなく、さまざまな可能性が拡がっていくはず。アクションがなければリアクションは生まれない。
 それにしても、日本人力士の一層の奮起を、心から祈ります。

 夜は、渋谷のシネマライズに「ヒトラー〜最後の12日間〜」を見に行く。日曜日の夜は1000円均一なのだ。
 中・東欧は知己の深いところで、特に両大戦間期の史実は様々な資料や本を幾つも読み漁った。何度も渡航を重ねていて、ポーランドのクラクフ郊外にあるアウシュビッツには3回足を運んでいる。
 映画とはいえ、映像で見ると感性に訴えかけてくるものが違う。独裁者が「国民のために」という名の下に一般市民に犠牲を強いる姿は、あの時代から60年経たいまも、全く変わっていない。このような映画をドイツ人が作ったことに素直に脱帽し、渋谷の夜の街で一人、頷いていた。
 そうそう。独裁者が好んで用いる「...のために」という言葉は、時には思いやりにもなると同時に、時には責任転嫁や余計なお世話にもなる、実に曲者のフレーズである。この言葉が他人の口から出てきたら、素直に受け取るべきか否か、必ず確かめなければ痛い目に遭う。

  渋谷の夜ということで、1つ:東京で一番厳しい地域

 「シビア区」

 

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