2006/09/03

不義理よ今夜も有難う

 すいません...
 更新するのをすっかりサボっていて。昔から、瞬発力はあれど、持久力には乏しいタイプだったので...
 ということで、思いっきりアーカイブの話から、少しずつ記していきます。

♪あれは半年前...

 山下洋輔さんと、濃い仕事をする。
 山下さんの日本の音楽への関心は、とても深く、さすがに視点が凄い。いま、一番注目している日本の音楽は「お神楽」だという。
 「お神楽」は日本のダンスミュージックのルーツ。そう、日本は知る人ぞ知るダンスミュージック大国だということを忘れてはいけない。
 諸々あって、仕事は結構押してしまい、夜中までかかった。
 でも、疲れ一つ見せない山下さんに、深い感銘を受ける。
 そうか、神楽か。その目の付け所は、鋭い感性としか言いようがないですね。

 ということを含め、ちゃんと更新しますから、許してね、で1つ。
 いまの気持ちを歌にすると

「不義理よ今夜も有難う」
 
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/16

無事テレビ

 溜池の東芝EMIで、打合せをする。
 『仕事』というと、ガッチリと固まったものをイメージするのが普通だが、私の場合は「まだ企画段階なんですけど...」というところから、信頼の置ける方に相談するところから始めることが多い。いわゆる「ブレスト」(『平泳ぎ』ではなく、『ブレーン・ストーミング』)である。
 思いがけず長居になってしまったが、雲の合間から挿す光みたいな時間を過ごす。

 帰り際、赤坂のTBSの側を通る。
 学生最後の年(大学5年生の時...ちなみに私は2つの専攻過程を経ていて、2つの学科の同窓会に入っている。価値はないけど)、TBSの入社試験を受けて四次試験まで通ったところでアクシデント(予期不能な完全な人災)が起こり、いまの会社に入った。
 当時、就職活動など殆どしなかったのに、他の企業からも内定を頂き、幾つかの選択肢はあった。
 正直に言うと、会社勤めは向いてないと思ってたし、いまだに向いてないと思う。大学院進学を勧めてくれた教授もいたし、「こうやって生計を建てられたらな」という思い(いま思うと稚拙だけど)もあった。
 ただ、それを打ち破り進むだけの「根性」も、「才覚」も、「自信や経済的な裏付け」も、その当時の自分にはなかった。「人間は制服を信用する」という心理学者の言を借りれば、中退でもいいから大学院という制服を纏えばよかったのかもしれない(まだ、その気になれば着れそうだけど...)。

 それぞれの岐路で、自分なりには悩んで、結論を出してきた。その1つ1つは最善ではなかったかもしれないけど、言い訳は出来ない。
 なんてね。本音を言えば、たくさん言いたいけど。例えば、「根拠のない自信」を振りかざし、うまくいかないと他罰に帰結出来る人を、心底、羨ましいと思う。俺だって、他人のせいにしたいこと、いっぱいあるよ!明らかに自分の責任ではないことも沢山ある。
 もっとズルければ、現世的な眼前の利益(具体的に言えば落ちている10円)は拾えたかもしれないし、他人の足を散々引っ張ることが出来たかもしれない。
 ただ、信頼している先輩が評したように「自分に優しく、他人に『無関心』」なんで...這い上がろうというコンプレックスの塊のような、才覚も能力も見る目も無いけど上昇志向や権威主義だけは強いというような輩とは、永遠に解り合えない。
 「お人良しすぎる」と評した別の先輩もいたなぁ...
 
 そんな愚痴を心で言いつつ、地下鉄で帰る。同じような言葉は、殆どの人の心に響いているに違いないと思いつつ。地下鉄が、コンテンポラリー感覚を得る場ではなく、息苦しく感じるようになったのは、いつからだろうと考えながら。
 階段を降りる前に見たTBS会館の跡地が、まるでグラウンド・ゼロのようだった...

 株の買収を仕掛けられた民放といえばということで、1つ:

 「無事テレビ」
  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/04

須藤カー

 フランス車の「P」に乗り出して約2年半。また壊れた...
 「P」は細かな故障が多い。そこが如何にもフランスらしいかもしれないが(子供の頃、スイスだがフランス語圏のジュネーブにいたので、気質は解る)、クロスが剥れる、ドアノブが取れるなどは茶飯事。でも、走り心地はいいから、ついつい許してしまう。
 あくまで男の立場から言えば、日本車が「安全確実だけど面白みのない良妻タイプ」、ドイツ車が「堅固だけど燃料を喰う恐妻タイプ」なら、フランス車は「気分屋のうえに細かなコストがかかるけどチャーミングな妻」だ。じゃあ、イタリア車は???などと無粋なことは言わないけどね。

 今回のトラブルは鍵。とある事情で、リモコン機能が効かなくなった。そこで近所のディーラーへ。
 「リモコン替えれば、訳ないよね」
 そう思ったのも束の間、律儀なメカニックの方から「コンピュータートラブルです。時間を下さい」

 「なぁに、日本はコンピューター大国だもん。訳ないよね」
 そう思ったのも束の間、またもや律儀なメカニック氏から「珍しいトラブルで、世界で前例が1件だけあり、同じ症例がインドであったらしく、それをフランスで解析して、打ち返し頂くことに...」

 我が家のプジョー(あ、言っちゃった!)は、いまや世界的な技術問題の争点になっていたのね!嗚呼...年内絶望だな、こりゃ。

 あまり好ましくない車ということで1つ:須藤さん家の車の別名

 「須藤カー」
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/09/18

孟子は毛がない

 実は、先月来、禁酒を続けている。社会人になって10数年、付き合いやらストレスやらで、ほぼ連日、痛飲を重ねてきた。体重は日本国の債務の如く増え続け、最近は健康診断の数値もヤバい前兆が少しずつ現れてきた。元々、アルコールに執着もなく、強い体質でもないので、禁酒を始めることに特に苦労も不自由もなかった。体重のプライマリーバランスもゼロになり、やがてマイナスに転じたらしく、ゆるやかな減少を始めた。

 しかし、困ったことがある。いや、いいことなのだが...ワインを野菜ジュースに変えた途端、様々な数値が下がった。特に血圧は、それまで正常高値くらいだったのが、一気に20〜30も降下した。普段は気が張っているので問題は起こらないのだが、気が緩んだ休日に、今日のような頭痛やめまいが時折襲ってくる。減圧した血液しか流れないことに体の隅々が慣れるまでには、少し時間が必要らしい。

 という理由で、今日は鈴木大介さんのコンサートに行くつもりだったのだが、客席で倒れるように寝てしまうのも申し訳ないので、自宅で休養を取らせて頂いた。本当に申し訳ない!鈴木さんは、テクニックが凄いのは勿論、年齢を重ねるごとに音色に深みが増し続ける、素晴らしいギタリストです。是非、聴いてください!次回は行くから、許してね!

 伺えなかったお詫びいうことで、平身低頭に謝罪を繰り返し、頭髪が薄くなったといわれる中国の大思想家で1つ:

 「孟子は毛がない」

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)